1.自己紹介
2.身近な自然と自分自身の関わり
➢自分の幼少期:ずばり!好きだった遊びは?
➢自分の幼少期:自然と関わった経験のある遊びは?
(幼稚園・保育園の園庭を中心に、公園・空地・山・川など)
※マップを書いて思い出してみましょう
➢現在の幼稚園の園庭・自然とのかかわり
➢今現在の自分の身の回りにある自然を私はどう捉えていますか?
➢五感を通した直接的な体験
きく(聴覚)みる(視覚)かぐ(嗅覚)あじわう(味覚)ふれる(触覚)
3.幼児が自然と関わる意義
子どもを取り巻く環境の変化
✓少子、高齢化の進行・家庭環境の多様化・都市化・情報化・国際化の進展
幼児教育の重要性 認識の高まり
⇒多様な体験を積み重ね、経験することの重要性
(1)外遊びや自然との触れ合いの重視
(2)環境の質の向上
子どもの主体性と遊びを中心とする保育
(1)幼児期にふさわしい生活の展開
(2)遊びを通した総合的な指導
(3)乳幼児一人ひとりの理解
(4)予想に基づいた意図的・計画的な環境の構成
幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
『自然との関わり・生命尊重』
自然に触れて感動する体験
幼稚園等施設の教員等の今日的課題の一つ
『幅広い生活体験や自然体験を十分積むことなく教員になっている場合も見られる』
中央教育審議会答申
「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育のあり方について」(2005)
今後の幼児教育の教育過程、指導、評価等の在り方に関する有識者検討会 最終報告
第1章 社会と共有したい幼児教育の基本的な考え方
(1)幼児教育の重要性
・質の高い教育がその時期の発達にとって重要である
・人生においてウエルビーイングの向上を実現していくことができるようにすることが必要
(2)幼児期の発達の特性
・自発的、能動的に環境と関わりながら、生活の中で状況と関連付けて生活に必要な能力や態度などを身に付けていく時期
・豊かで多様な体験を十分に行うことができるようにすることが必要
(3)幼児教育の基本
・幼児が思わず関わりたくなるような魅力的な環境を意図的、計画的に構成し、幼児が主体性を十分に発揮しながらその環境に関わる遊びや生活を展開することにより幼児の発達を促すという「環境を通して行う教育」が基本。
・遊びを通しての指導を中心に行うことが重要。
第2章 幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領に基づく教育活動の成果と課題等
(1)身体の諸感覚を通した豊かな体験
・幼児教育施設において、安全・安心な場所で幼児が自由に伸び伸びと遊びながら、様々な人やもの、自然や文化等と直接的・具体的に触れて関わり、豊かな体験をする機会を積極的に設けていくことが一層必要。
(2)自発的な活動としての遊び
・遊びを通して楽しいと感じる多様な体験をしながら、小学校以降の生活や学習の基礎となる資質・能力を育んでいくようにすることが重要。
4.身近な自然との出会い
写真を通して、気づきをまとめよう
5.事例から考える
領域「環境」のねらい
「周囲の様々な環境に好奇心や探求心をもって関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う」
【内容】
1 「身近な生き物や植物などの自然に親しみをもってかかわること」
2 「様々な物や道具に触れ、その性質や仕組みに興味・関心をもつこと」
3 「日常生活の中で標識や文字、数量や図形に関心をもつこと」
写真を観て考えよう
・子どもの姿、保育者の姿、環境から読み取れることは何だろう
・子どもは、どのようなことに夢中になっている
・保育者は、どのような寄り添い方をしている
きっかけとなる環境の構成…園庭で遊べる草花、育てる・遊ぶ・食べる栽培


「身近」とは
➢ いつでも何度でも出会うことができ、生活の中にあり、子ども目線からみて遊びやくらしのなかで慣れ親しむことができる、子どもが手を伸ばせばかかわることができる範囲の環境と言う意味を示している。
そして慣れ親しむことのできる環境だからこそ、子どもはいろいろな手がかりを自分で選んで使い、能力を十二分に発揮することができる。子どもの有能さが最も発揮できる場所が、身近な環境である。
「必要感」とは
➢子ども一人ひとりが「何につまづいているのか」「何を必要としているのか」等を見極めて、必要な手立てを考え「援助」することが環境を通した教育の中で重要な教師の役割と言えるでしょう。
子どもが心を動かし、子ども自身が必要感を感じているかを見極める専門性
6.まとめ
本日学んだことをグループで振りかってみよう